築30年の屋根の補修に必要なリフォーム方法!屋根の種類と必須メニュー

築30年の屋根の補修に必要なリフォーム方法はこれ!
築30年にもなると、建物のどこかしらにガタがきててもおかしくありません。
特に屋根が傷んでいたりすると、雨漏りが発生して、寿命を急速に縮めてしまいます。

シロアリは雨漏りによる湿気が大好きで、柱をどんどんダメにしていってしまうのです。
リフォームするならまずは屋根から、と言われたりするのは、そのためです。

今回はそんな屋根の補修に際して、どんなリフォームメニューが最適か、ご紹介していきたいと思います。
目次

屋根の種類、特性

屋根材の種類は和瓦、スレート、金属の3つがあります。
まずはご自身の家がどの種類の屋根材を使用しているか確認しておきましょう。

また、屋根にはルーフィングという下地があり、こちらも防水の上で重要な役割を果たしています。

屋根の下地、ルーフィングの重要性

各項説明の前に、ルーフィングと呼ばれる、屋根の下地について解説します。

ルーフィングとは、万が一屋根の損傷によって雨漏りが発生しそうになった場合に雨を塞き止めるブロックの役割を果たしている防水シートのことです。

雨を防いでいるのは屋根、と思われがちですが、屋根の下でルーフィングが防水のサポートをしてくれており、このルーフィングと屋根材セットで屋根、ということになります。

つまり、屋根の修理を考える際、目に見える屋根材の事だけではなく、ルーフィングについても一緒に考えなけれればなりません。

そしてルーフィングにも寿命は存在するわけで、大体20年程度で防水機能が失われてきます。

もちろんルーフィングは屋根材から雨漏りが発生した際のセーフティなので、屋根材が問題なければ雨漏り自体は発生しませんが、屋根は両方がきちんと機能して初めて屋根としての役割をまっとうすることになります。


屋根の補修をする時は、ルーフィングの補修もセットであることを頭に入れておきましょう。

和瓦

和瓦は基本的にメンテナンスをしなくても60年以上は持つと言われるほどの耐久性を保持しています。
一方で、衝撃に弱かったり、留めている杭の劣化によって強風時に飛ばされてしまう、などの弱点があります。
ですので、和瓦自体のメンテナンスより、下地であるルーフィングの補修を考慮する必要があります。
メンテナンス
基本的にメンテナンスは必要なし。定期点検で、痛んだ瓦の差し替え等の部分補修を行う
リフォーム事項
瓦そのものより、下地のルーフィングの寿命を考慮。
20~30年で葺き直し、または葺き替えが必要

スレート





スレートは平たくいうと、セメントを固めて屋根上にしたものです。
寿命は20~30年が目安です。
90年代くらいまではアスベストを使用したものが多く、補修方法によっては処分費用が高額になってしまう場合があるので注意が必要です。
また、頂部には棟板金と呼ばれる金属材が使用されており、劣化してくると強風で飛散する可能性があるため、定期的に交換するのが良いでしょう。
メンテナンス
棟板金の交換が必要です。10~15年程度を目安に行うと良いでしょう。
リフォーム事項
重ね葺き、または葺き替えが必要です。

金属屋根

金属屋根は90年代以降、ガルバリウム鋼板と言われるものが主流で、寿命は25年程度です。
15年目を過ぎたあたりから塗装によるメンテナンスを行っておくと長持ちします。
金属屋根は錆びが弱点ですが、塗装によって錆びから守ることができるので、定期的にメンテナンスを行うことが大事です。
メンテナンス
15年目から10年ごとに塗装の必要あり
リフォーム事項
スレートの寿命に合わせて葺き替え




築30年戸建ての具体的な屋根補修方法

それぞれの屋根材について簡単に解説してきましたが、おおむね30年で補修はしなければいけない、というのはおわかりいただけたでしょうか。
また、補修後も定期的にメンテナンスをすることで、長持ちする屋根になるので、是非取り組んでいただきたいと思います。

では、実際補修するとなるとどんな工法があるのか、気になるところかと思います。
いくつか代表的なものをご紹介していきます。

カバー工法

推奨屋根:スレート・金属

既存の屋根の上から、ルーフィング、軽量金属屋根材を重ね葺きする方法です。

屋根材の処分費用がかからず、既存の屋根がアスベスト含有の場合、特にメリットが大きいと言えます。

なお、カバー工法は一度しか利用できないため、できるだけ寿命が長いものを選択しましょう。
また、既存の屋根の傷みが大きい場合、和瓦の場合などはカバー工法を利用できませんので注意。
  • 工期:5~10日
  • 概算:110万円~
金属屋根材の種類
スーパーガルバリウム鋼板
従来のガルバリウム鋼板の3倍の耐食性を持つ
穴あき保証25年、塗膜保証20年などがある

ジンカリウム鋼板
ガルバリウム鋼板などに天然石粒をコーティングしたもの
高価だが、保証30年、耐用年数50年などがあるので、補修後も末永く使う予定の場合おすすめ

葺き替え

推奨屋根:スレート・和瓦

既存の屋根を撤去、新しい屋根材を下地からすべて葺き替える方法です。

既存屋根を撤去するための費用が掛かるのがカバー工法と比べた際にデメリットとなりますが、屋根が軽くなるため、地震による倒壊の危険性は低くなります。
既存の屋根材がスレートや和瓦の場合、軽量な金属屋根に葺き替えて耐震性を向上させるのがおすすめです。
  • 工期:1~2週間
  • 概算:120万円~
屋根別ポイント
和瓦
既存の屋根材が和瓦の場合、和瓦に履き替え可能。他の屋根材から和瓦への葺き替えは、耐震性に問題が生じるため、注意が必要。
特に和瓦の場合、下地であるルーフィングが他の屋根材と比べて更に重要になってくるので、多少高価でも高耐久のものを選ぶべき。

スレート
和瓦からの履き替えの場合、軽量化による耐震性能の向上が見込める。
初期費用がほかと比べて安い。

金属
スーパーガルバリウム鋼板、ジンガリウム鋼板などの超高耐久仕様がおすすめ。
屋根材の中で最も軽いため、耐震性能の向上にも期待可能。
長期的にみてコストパフォーマンスが高い。

まとめ

いかがだったでしょうか。
屋根材の状態にあったリフォームをきちんと行えれば、家の寿命を延ばすことができます。
きちんとメンテナンスを行い、大切な家を守っていけるようにしましょう。
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