
「オーナーチェンジ物件を内覧する時のポイントは?」
「内覧時に持っていくものはある?」
と疑問を持たれているオーナーチェンジ物件を購入検討している方。
本記事では、オーナーチェンジ物件の内覧ポイントやマナー、外観チェックポイントをご紹介していますので、本記事を参考にしていただき、オーナーチェンジ物件投資を成功に近づける確認をしてきましょう。
- オーナーチェンジ物件の内覧確認ポイント
- 内覧マナーや持参物について
- 内覧できない時の対処法
- オーナーチェンジ物件の外観チェックポイント
オーナーチェンジ物件の内覧は、自分の目で確認することができ、確実な情報として手に入れることができますので、チェックは怠らにようにしていきましょう。
オーナーチェンジ物件の内覧確認ポイント


オーナーチェンジ物件は、資料で多くの情報を確認することができますが、自分の目で確実な情報を確認することができる絶好の機会ですので、本記事でご紹介している内覧ポイントをしっかり確認するようにしましょう。
内覧することで、今後の方向性も予測でき、オーナーチェンジ物件投資の成功につながりますので、本記事を参考にしていただき、内覧してみてください。
リフォームならびにリノベーションの確認
内装を確認する時は、今後の入居募集のためにリフォームもしくは、リノベーションが必要か確認しておきましょう。
周辺の同類物件と比較した時に、内装の設備が同レベルもしくは、少し上でしたら問題はないかもしれませんが、もし下だった場合、お客様が別の物件に流れ、なかなか契約をしてもらえない可能性が高まります。
今後の収入を上げるためにも、現状の内装をしっかり確認し、近隣の同類物件と比較後、必要に応じてリフォームもしくはリノベーションをしてみるとことをおすすめします。
重大な破損や劣化の確認


室内やベランダに重大な破損がないか確認しておきましょう。
たとえば、「床や窓が傾いている」、「ベランダの仕切り板の破損」、「劣化による水漏れ」など、劣化ならびに破損している物に関しては、修繕すれば問題はありませんが、床や窓の傾きに関しては、修繕するにはかなり難しく、むしろ修繕できないことが多いです。



床や窓の傾きは、室内床下にある基礎の破損、最悪建物土台の基礎の破損や土地が沈んでいる可能性があり、非常に危険です。
賃貸仲介をしていた頃、部屋が傾いている入居者がいましたが、数週間ほどで体調を崩し、病院に運ばれ、結果退去していきました。
このような部屋は仮に入居しても、入居期間は短く、家賃収入として安定はしませんので、内覧時に確認した時は、修繕できるレベルなのか否かを確認して、できなければ購入を避けることをおすすめします。
眺望や日当たりの確認


日当たり
日当たりは、外からでもある程度は予測することができますが、確実なのは、内装確認時に目の前にある建物や上の階の壁による日当たりを確認することです。
内覧してみると、意外と日当たりが良くなかったということをある話ですので、確認する時は、昼時をおすすめします。
次に眺望です。
眺望
眺望で気にする事は自分で入居した時を想定し、気になる景色が見えるか否かであり、たとえば、線路があると、電車の通過音による騒音や鉄粉により、洗濯物が汚れたり、車がザラザラになったりして生活に支障がでてきます。
他にも墓場や電波塔などがあると、この状況は、賃貸仲介をしていた頃に、気にするお客様は多数いましたので、気にかけるようにしておきましょう。
オーナーチェンジ物件の内覧マナーや持参物について
オーナーチェンジ物件の内覧時は、マナーがあります。
待ち合わせの時間厳守
1つめは、 待ち合わせの時間厳守です。
オーナーチェンジ物件の内覧時には、不動産業者だけではなく、家主も待っている可能性があり、忙しい中、時間を作って内覧する機会を作ってくれています。
約束した時間を守らず、何も言わないまま内覧していると、不動産業者や家主様はあまりいい気分にはならず、購入を希望しても売ってくれない可能性がありますので、注意しましょう。
スリッパ持参
2つめは、 スリッパの持参です。
不動産業者が持ってきていることもありますが、絶対ではありませんので、念のため持参し、内覧時に使用するようにしましょう。
自身の靴下を汚さないための効果もありますが、何より内覧する部屋が補修後であれば、家主様が所有するオーナーチェンジ物件の室内を汚さないという気構えを見せることができ、家主様も気分良く、話をすることができます。
オーナーチェンジ物件を内覧できない場合の対処法について


内覧できない時は、修繕履歴での確認や不動産業者ならびに売主から話を確認するようにしましょう。
また、不動産業者や家主様に確認することは、大規模修繕だけではなく、家賃滞納が発生しているか、騒音などのトラブルが発生したことがあるかなどもあわせて確認しておくと良いでしょう。
オーナーチェンジ物件の外観チェックポイント


オーナーチェンジ物件を確認する時は、外観も合わせて確認するようにしましょう。
外壁や防水塗装などは、大規模修繕表でも確認できますが、自分の目で実際に確認することをおすすめします。
では、どのような箇所を確認していくのか、ご紹介していきましょう。
外壁ならびに屋上防水の確認
必要であれば、施工しなければいけませんので、修繕にいくらかかるか見積もりを取り、売却金額に上乗せして購入の検討をしなければならず、実質利回りも変わってきます。
また見積金額が高額であり、予測したより大きな金額となるのであれば、購入自体を止めることにもつながりますので、しっかり確認するようにしましょう。
駐車場の確認
駐車場を確認する理由は2つあります。
駐車場の数
1つめは、部屋と比例して、駐車場の数が存在しているかで、ほとんどの家庭が車を所有している中、敷地内に駐車場が無いとなると、検討物件として、お客さんに選ばれない可能性が高くなります。
駐車場の白線
2つめは、白線問題です。
駐車場の区画を分かりやすくするために、白線を引いている駐車場が多いですが、白線が消えていると、運転者は、駐車区画が分からず、他の車や建物にぶつけてしまう可能性があります。
白線施工が必要か否かを確認する必要があります。
エントランスならびにゴミBOXの確認


エントランスの確認は、主に掲示板の確認です。
掲示板に騒音問題や他のトラブルについて書かれていることが無いか確認し、建物内の現状を把握、必要であれば、家主様に確認することをおすすめします。
また、ごみBOXの確認はルールを守ってゴミを捨てているかの確認です。
入居者によっては、ルールを守らず、ゴミを捨てて家主様だけでなく、他の入居者にまで迷惑をかける方もいらっしゃいます。
迷惑行為が続くと、他の入居者が退去してしまう可能性がありますので、気にしすぎてもいけませんが、確認はしておきましょう。
オーナーチェンジ物件の内覧についてまとめ


本記事では、オーナーチェンジ物件の内覧について、ご紹介してきました。
オーナーチェンジ物件の内覧は、自分の目で確認することができる絶好の機会であり、できる時こそ、しっかりと内覧時に確認しなければいけません。



基本的には、入居希望者の気持ちとなり、「自分だったら入居するか否か」という気持ちで見ることが一番早く、加えて、重大な破損が無いかを確認する必要があります。
そして内覧時には、合わせて外観も確認することで、売却価格以外にかかる費用や建物内の現状を把握することもできるので、チェックは怠らないようにしましょう。
最期に、内覧時は時間を作ってくれた不動産業者や家主様への配慮を忘れず、マナーを守って、円満な内覧をするように心がけていきましょう。
乱暴な内覧をすると、家主様も売却する気が無くなってしまいますので、ご注意ください。
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