
「外構工事をしたいけど、追加融資できるのかな?」、「外構工事するために使えるローンはあるのかな?」と悩まれている方は、本記事をご覧になってみてください。
本記事では、外構工事のための追加融資ができるのか、追加融資を受けるため、デメリットや注意点をご紹介しています。
長期間住んでいると、劣化修繕やもっとおしゃれな外構にしたいという考えが出てくる方も多いと思われます。
- 住宅ローン返済中に外構工事のための追加融資は可能?
- 追加融資を受ける際のデメリット
- 外構工事のための追加融資の注意点
外構修繕のために急遽お金が必要という方や、お金はあるけど、なるべく使いたくないという方も、本記事を参考にしていただき、外構工事をおこなってみてください。
外構工事のための住宅ローンの追加融資はできない


住宅ローンは、契約者もしくは、契約者の家族が居住用として不動産を購入するためのローンですので、外構工事のための追加融資というものは存在しません。
ですが、金融機関によっては、住宅ローンを組む時に、建築を依頼した工務店やハウスメーカーに対して、一括して依頼をすれば住宅ローンとして通過します。
外構工事を含めた住宅ローンを組む時は、事前に確認することをおすすめします。
住宅ローンではなく、リフォームローンで外構工事の追加融資を受けよう
住宅ローン返済中に、外構工事のためにローンを利用したい時が訪れる可能性は十分にあります。
そんな時に使えるのは「リフォームローン」です。
リフォームローンは、住宅ローンと比べ、審査もゆるく、自分で探した低価格で施工してくれる工務店を自由に利用することができます。
ですが、住宅ローンと比べ、返済年数が最大20年と短く、ローン金利も高いので、利用金額は計画的にしましょう。
住宅ローン返済中に外構工事の追加融資を受けた時のデメリット


外構工事のために追加融資を受けた時は、審査もゆるく、リフォーム内容であれば、自由に使用できるというメリットもあれば、デメリットもあります。
ここでは、追加融資を受けた後に困らないように、デメリットをご紹介していきます。
デメリットを把握したうえで、追加融資を受けるようにしましょう。
住宅ローンの金利より高い
金融機関によっては、条件を満たすことで数パーセント金利が低くなりますが、金融機関によって条件は変わりますので、ご利用の際は、金融機関に確認して利用することをおすすめします。
金利は、住宅ローン同様に、変動金利、固定金利と用意されていますので、銀行マンと相談しながら返済計画を立てていくと良いでしょう。
無理な計画を立てれば、月々の支払いを圧迫させますので、お気を付けください。
住宅ローンの借入金額次第で、リフォームローンの借入金額が変わる


年収次第では、借入金額が変わりますので、予定している金額より借入できないこともあります。
借入できるか怪しい方は、事前に仮審査をして、借入できる金額を把握しておきましょう。
そうすることで借入できる金額範囲内で最大限の外構工事を想定できるようになりますので、あとで「この外構にしたかったのに…」という残念な気持ちにならずに済むでしょう。
外構工事のための追加融資の注意点


外構工事のために追加融資を受ける時には、2つの注意点があります。
場合によっては、住宅ローンどころかリフォームローンより高い支払いをしなければいけない時もありますので、注意点はできるだけ避けるようにしていきましょう。
フリーローンはNG
フリーローンは、金利が高く、最大10%以上の契約をする時もあります。
クレジット会社級に高く、立派な外構工事をしようとなると、金額も高額となり、返済も苦しくなりますので、外構工事での使用は控えましょう。
もし、何らかの理由でフリーローンを使わなければいけない時は、利用前に必ず銀行マンへ相談し、契約年数や金利などを確認し、返済金額を想定して利用するようにしましょう。



フリーローンの契約年数は、最大10年間の契約年数の金融機関が多いので、借入金額によっては、月々3~5万円ほどの返済をする場合もありますので、お気を付けください。
計画的な返済プランを立てること


私の知人の体験談になるのですが、家を購入した後、リフォームローンを組みました。
しかし住宅ローン、車のローン、リフォームローンと3つのローンを組み、さらに生活費などもあったため、月々の生活が結構苦しくなり、貯金もできず、余裕のない生活をしていると聞いたことがあります。
ローンを返済していくために、生活費を稼ぐために、働かなければいけないのは分かりますが、どこにも遊びにいけないほど余裕のない生活をしなければいけないほどローンを組むのはしんどい。
計画的かつ、余裕のある返済プランを立てていきましょう。
住宅ローン返済中に追加融資で外構工事ができるかについてまとめ


本記事では、住宅ローン返済中に追加融資で外構工事ができるかについて、ご紹介してきました。
結果、追加融資は住宅ローンでは受けることができず、別途、リフォームローンやフリーローンでも受けることとなってしまいます。
ですが、リフォームローンは住宅ローンよりも金利が2~3倍ほど高く、フリーローンについては、さらに高い金利で支払わなければいけなくなることから、フリーローンはあまりおすすすめすることはできません。



不動産売買を経験してきた私としては、自分の理想の家や外構を求めたい気持ちは分からないでも無いですが、月々無理のない返済プランを作ることが優先されていくのです。
私の知人がローンの組み過ぎで、余裕のない生活を送ると、リラックスするために購入した家や便利にするために作った外構が「やらなければよかった」という気持ちになります。
日々の労働が苦しくなってきますので、外構工事のための追加融資は計画的に組んでいきましょう。
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